人生というものも世間というものも、取り返しのつかないことを、時々やらかしてしまうものであるが、私自身もしかりである。
2020年9月末、取り返しのつかないバカな医療事故に私自ら飛び込んで行ってしまった。
福島事故後、少しずつ大きくなる甲状腺腫瘍が気になっていた時、がんの活性を消すという東京にあるNクリニックにて、甲状腺に受けるはずが、頭部にもマイクロ波というものを5秒くらい受けてしまい、以後、私の頭は二度と以前の状態でなくなってしまっている。
照射されている5秒間ほど、大変な衝撃だった。以来私の頭は、常に内側から捻挫しているような状態となり、また脳神経に当たる部分が、場所こそその時々でいろいろ変わりながら、ヒリヒリと痛いのである。
これが1年以上も起きている間は常に続いているのである。つらい。病院に行っても対処法はなく、「抗うつ剤」のみを勧められたが、「精神的なものは自分で何とかする」と、丁寧に処方はお断りした。
以前に比べたら、仕事も5分の1くらいしかできなくなっている。物理的にしんどくて、できないのである。
「5秒がママと僕の人生を変えてしまった!」当時10歳の息子は嘆いた。
まさかとは思うが、「ママが反原発運動をやっているから、Nクリニックの医師はなんらかの指令を受けてわざとやったのではないか?」息子はさらに穿った見方までしている。
2020年6月に、福島事故について海外情報をつぶさに広い、卓越した著書「世界が見た福島原発災害」全7冊を残した大沼安史さんも、にわかに信じがたい「マイクロ波攻撃」とやらでこの世を去った。
http://fukushimaworkerslist.blogspot.com/2020/07/blog-post_18.html
大沼氏には生前、私の福島エートス刑事告訴事件を「世界が見た福島原発災害」の第4巻で詳述してもらっていた。私のエートス事件は国境なき記者団には報道してもらったものの、国内ジャーナリストとしては当時、唯一無二であった。
(国境なき記者団の竹野内真理の記事はこちら https://savekidsjapan.blogspot.com/2014/02/ethos-leader-accused-takenouchi-of.html)
福島事故直後には大沼安史氏自ら、鼻血が2週間も続き、以来死を覚悟していたという。さらに、ツイートで、2012年から何者らから電磁波攻撃を受けていたというのである。
大沼さんがこのような被害にあわれていた時に、私はほとんど何もしてあげられていなかった。私のエートス事件を唯一取り上げてくださった日本のジャーナリストの大沼氏。大変申し訳なく思っている。「今度は私が電磁波問題に取り組むべきだ」、ということなのだろうか・・・?
大沼氏は、生前、福島事故の重大性と共に、5Gや電磁波、ジャパンタイムズの島津レポートについての重要性を記していた。 いずれも後世に残すべき重大問題。。
私自身も、地震と原発の問題、イラクの劣化ウランの問題、慰安婦問題など関わったことがある。そして今はコロナやワクチン問題。。。本当にどれをとっても大変な問題である。真面目に将来世代は生き残れるのだろうか。
私が自分の身をもって、これらの重大問題を細々とでも良いから、書き残すべきなのかと、この理不尽なとりかえしのつかない個人的な出来事に、日々悩みもがき苦しんでいる。
ただ自分でとりかえしのつかないことをしてしまった事実は消えないが、足踏みしていてもなんにもならない。
まり日記は、もがき苦しむ日々の中、私自身と周囲で起きる出来事を少しでも書き残すためのわずかな一歩にしようと、思いついて書き始めた。
まり日記(2)に続く
追記:今年の夏に私は、『地震・福島・子どもの健康・チェルノブイリ森林火災』という本を出版したのだが、アマゾンに掲載できずに困っている。(もしかしたら、いやがらせ!?)
購入希望の方は直接、氏名と住所を添えて竹野内真理のメールmariscontact@gmail.comまでご連絡をください!!
電子書籍版は以下のアドレスに掲載されているのでご覧ください。
https://www.amazon.co.jp/Earthquakes-Fukushima-Childrens-Chernobyl-English-ebook/dp/B09B961RZD/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=Mari+Takenouchi&qid=1637462953&s=digital-text&sr=1-1
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